日本最南端の有人島
沖縄本島から南西に約509kmの位置に浮かぶ、晴れた日には台湾も見えるという国境の島。
周囲約27km、面積約29km²の小さな島には、祖内、久部良、比川の3つの集落があり、ダイビングサービスは祖内と久部良に点在。島の周囲は荒々しい崖で囲まれています。
<シーズナリティ>
冬から春がベストシーズン。
12月末頃から西崎周辺のスポットに現れ始めるハンマーヘッドシャークの群れと、海底遺跡周辺の海況の良さ。
西崎周辺や「遺跡ポイント」のある南側は、冬の北風が吹いても島陰になるため、コンディションがいい。
<ダイビングエリア>
◆西崎(いりざき)◆
島の最西端の岬で、ハンマーヘッドシャーク(アカシュモクザメ)との遭遇率が高いスポット。
運が良ければ、次から次へハンマーヘッドの群れが流れてくる「ハンマーリバー」が見られる。
12~5月頃が狙い目。ブルーウォーターダイビングとなるので、中性浮力は必須。
◆遺跡ポイント◆
島の南約100mの海底に沈む巨大な岩礁に、テラスや階段、排水路のような溝など、人の手で加工されたと思われる痕跡が見られ、調査の結果少なくとも1万年ほど前には陸上にあったことが判明している。
島の南側に位置するので、北風が吹く11~4月頃に潜りやすくなる。